Nauto Japan、都築電気と相互代理店契約を締結
Nauto Japan合同会社(日本法人 代表執行役員社長:赤井 祐記、本社:東京都千代田区、以下Nauto)と都築電気株式会社(代表取締役社長:江森 勲、東京オフィス:東京都港区、以下都築電気)は、相互のサービスにおける代理店契約を締結し、パートナーとして協業を開始しました。 NautoのAI搭載安全運行管理プラットフォーム「ナウト」および、都築電気の物流業向け総合クラウドサービス「TCloud for SCM」の拡販を連携し、「安心かつ効率的な運転業務環境」を社会に広く提供していきます。また、将来的には両サービスの機能連携についても検討し、さらなる価値の創出を目指します。
背景
物流業などの運転業務を伴う企業では、CO2排出量削減/交通事故防止/災害対策/人材不足/高齢化等の多くの社会課題のなか、「効率性」と「安全・安心」を両立したサービス提供が求められています。
Nautoと都築電気はそれぞれ、上記の社会課題に向き合いながらICTでお客様に対する解決策を提供してきました。サービスに親和性があり、かつ相互が目指す社会に共感したことから、この度の発表に至っています。
今後の取り組み
相互のお客様に対し「ナウト」および「TCloud for SCM」の展開を連携して行います。そのなかで得た知見やニーズを汲み取り、今後の機能連携を検討していきます。
具体的には、「ナウト」が持つ高精度AIを通した危険運転分析機能と、「TCloud for SCM」が持つドライバーの作業情報の収集・分析機能を連携させることで、さらなる「安全・安心かつ効率的な運転業務環境」に寄与するサービスを、業種を問わず提供することを目指します。
相互のサービス
ナウト
https://nauto.jp/
特長1:AIとドライブレコーダーを組み合わせた交通事故削減ソリューション *2017年、世界初の実用化
特長2:危険運転をリアルタイムで検知・警告するとともに、運転の傾向を分析・数値化
特長3:居眠り運転に至る前の「眠気」と、運転中のスマートフォンの使用を、車載機単体で検知できる唯一のサービス *2024年2月現在
TCloud for SCM
https://tsuzuki.jp/jigyo/scm/
特長1:スマートフォンを活用し、配送情報のリアルタイム管理を手軽かつ低コストで実現
特長2:ナビや写真・メッセージ送信、温度警告や到着時刻予測の支援機能により、ドライバーの業務負荷を低減
特長3:クラウドサービスによる定期的な機能向上に加え、APIにより他システムとのスムーズなデータ連携が可能
Nauto(ナウト)について
2015年3月に米シリコンバレーで設立されたNauto, Inc.は、最先端の予測AI(人工知能)で商用車の危険運転及び交通事故を防止するソリューションを提供しています。急制動やあおり運転などの車両挙動を検出するだけでなく、わき見、居眠り、ながらスマホなどドライバーの危険行為にもリアルタイムで警告。さらには独自の採点基準で運転を「見える化」し、運転行動そのものの改善に貢献します。
NautoのAIは、38億kmを超える実走行データ(2024年2月現在)とディープラーニング(深層学習)によって常に進化し続けており、米Forbes誌による2022年度版「AI 50」にも選出されています。
日本では2018年8月の発売開始以降、600社以上に導入され、事故率や関連コストの大幅な削減を実現しています。
都築電気株式会社について
パーパス「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」を掲げ、ICTを通してお客様の企業価値向上・社会課題解決を行う企業です。デジタルトランスフォーメーションの推進や、サステナブルな社会構築への貢献を通して、グループ一丸となり社会への価値提供を行っています。
2023年、私たちは創業100周年となる2032年に向けた「長期ビジョン」を策定しました。
「Growth Navigator(成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団)」への変革に努め、豊かな社会の実現と、持続的な企業価値向上への挑戦を続けていきます。