人工知能(AI)を活用した新機能、車載機管理ダッシュボードが、ナウト車載機の管理を容易にします。車両安全責任者の作業時間や労力を軽減すると共に、車両安全ソリューションの能力を最大限に引き出します。

車載機管理ダッシュボードとは?

車両管理者や車両安全責任者は、日々多忙です。安全運転プログラムの最大活用から、現場に数多く配備されるAI搭載通信型ドライブレコーダーの管理まで、その業務は多岐にわたります。ナウトは車両管理者の作業時間軽減を目的として、車載機管理ダッシュボードを開発しました。これにより、車載機の「健康状態」(LTE接続やAI検知アルゴリズムなど、車載機が正常に機能しているか)を可視化する一方、他社ソリューションでは自動検知できない、以下のようなよくあるトラブルを瞬時に解決します。

  • ドライバーが認識できない車載機:テープやサンバイザーなどでカメラが遮られており、わき見運転など車内で発生し得るイベントが正しく検知できない状態
  • 固定されていない車載機:ナウト車載機がしっかり固定されておらず、正しく挙動しなかったり、衝撃を誤検知する状態
  • 無通信の車載機:車載機のLTE信号が受信されなくなってから、4日間(連続で)が経過した状態

車載機の遮蔽をAIが検知

車載機がさえぎられた状況を検知した実際の映像

わき見運転検知機能および車内アラート機能は、ナウト車載機の車内カメラと内蔵されたコンピュータービジョンを活用し、わき見運転につながる振る舞いを検知します。つまり、わき見運転は、車内画像センサーがドライバーの頭の位置を判定することにより、検知されるのです。

ナウトは2017年以降、市場唯一のソリューションとして、車両がカメラの視野妨害を瞬時に検知・修正する機能を持つ重要性について認識し、車内アラートの正常な機能を維持すると共に、ドライバーがより安全な判断をリアルタイムにできるようサポートしています。車内画像センサーがさえぎられると、わき見運転検知アルゴリズムが正常に機能できません。このような問題が発生した場合、ナウト車載機は「ドライバーが認識できない車載機」というメッセージをクラウドに送信します。

車載機管理ダッシュボードにより、車両管理者は車載機がさえぎられた状態で走行した時間を、車両ごとかつ視覚的に(パーセント表示)把握することができます。また、その状態を画像で確認できるため、ドライバーと協力してナウト車載機の遮蔽というトラブルに対処できるようになります。

センサー解析で車載機の取り付け不備を検知

車載機がしっかり固定されていない場合、センサーが検知したシグネチャは通常の走行状態に比べて不安定

ナウトのAI搭載型衝突事故検知モデルは、車載機が検知した未加工のセンサーデータを絶えず解析することにより、事故が発生した瞬間のみ衝突を検知します。つまり、シグニチャを判定することにより、車載機がしっかり固定されていない、あるいは取り付け部から外れている状況も検知できるのです。

その原因が軽微な事故であれ、ドライバーによる意図的なごまかしであれ、車載機の取り付け不備は多くの車両安全ソリューションの課題となっています。急加速や急ブレーキ、急ハンドルといった慣性測定ユニット(IMU)で検知可能なイベントはもちろんのこと、衝突事故までもが「ほぼ検知不可能」という事態を引き起こしています。

車載機の取り付け不備を事前に検知かつ修正でできるのは、ナウト独自のエッジツークラウド型AIモデルだけです。他のモデルでは、車両管理者が、取り付け不備が原因で事実上故障状態にある車載機を発見するまでに、数週間かかることもあります。

無通信の車載機を検知

ナウト車載機は、車両の走行状態や位置データを含むステータスメッセージを、LTE通信によりクラウドへ定期的に送信します。新しくなった車載機管理ダッシュボードを活用することにより、車載機の接続状況を最終接続日とその時点の位置情報から把握できるため、車両管理者は無通信の車載機による問題が発生する前に対処することができます。

また、意図的に無通信状態にしている車載機の管理を容易にするため、ダッシュボード上の各車載機に「非稼働」マークを付ける機能が追加されました。非稼働車両(修理中の車両など)が記録・管理されるようになっただけでなく、「非稼働」マークが付いた車載機は、報告対象車載機から自動的に除外されるようになりました。

車載機の「健康状態」を管理

ナウト車載機が搭載された車両は全て一元管理され、問題が確認された場合も、ナウトウェブアプリケーションの車載機管理ダッシュボード上で一元表示されます。

新しくなったダッシュボードでは、車載機の「健康状態」の追跡や稼働中車載機のトラブルシューティングを、一つの画面で完結することができます。その結果、車両管理者の作業時間を削減できるだけでなく、最適なデバイスパフォーマンスを確保され、AI搭載型安全機能による現場ドライバーのサポートが実現します。また、車載機が無通信になっている、あるいは位置情報に変化がないことが確認された場合、車両管理者はEメールによる通知を受け取ることができます。

車載機管理ダッシュボードは、ナウトウェブアプリケーションからご利用可能です(ナウト製品をお使いの全てのお客様を対象に、自動アップグレードされます)。先進的なAI搭載型車載機管理ツールを活用したドライバー安全ソリューションに興味のある方は、今すぐお問い合わせください。