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2021年の振り返りと2022年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。今年も何卒、よろしくお願い申しあげます。昨年はコロナ禍の影響もあり、多くの事業者様にとってご心配の絶えない一年だったのではないでしょうか。そのような中、ナウトジャパンとしてできることとしては、引き続き多くのお客様の車両の安全な運行をサポートさせて頂くことと考え邁進してまいりました。新規にご採用いただきました企業様、ご利用中のお客様、及び販売・保守に関っていただいている皆様に心より御礼申し上げます。また、昨年に導入事例インタビューをさせていただいた企業様からは下記のようなお声をいただきました。

“昨年の推移と比較して自損事故が半分近くまで減っています。やはり危険運転時の画像が残るというのが非常に効果的なようで、初めは「危険運転なんてしていません」と主張していたドライバーも、画像と一緒に指摘すると認めて、きちんと反省してくれます”
※株式会社クスリのアオキ様:インタビュー記事はこちら

“経営計画書の中に交通安全に関する方針を立て、ベラスコアを評価の対象にしています。ドライバーの中から優秀者を3名選出し、金一封と私から直筆の手紙を贈り表彰を行っています。”
※エネジン株式会社、代表取締役社長 藤田様:インタビュー記事はこちら

“それまではベラスコアが平均90点以上の営業所は2ヵ所しかなかったのですが、今ではほとんどの営業所が90点以上を獲得しています。だからといって安心せず、平均点以下のドライバーにはきちんと指導をするよう伝えていますが。このようにデータを容易に管理・書式化できるので、非常に活用しやすいと感じています。”
※株式会社ディ・エス物流、安全管理部 統括本部長 大林様:インタビュー記事はこちら

昨年は、弊社のリアルタイム警告(走行中のわき見運転に対するAIによる警告)の効果検証を行いました。走行1時間あたりの危険運転件数を、わき見に対する警告音を適用していない期間(1ヶ月)とわき見に対する警告音を提供している期間(6ヶ月)で比較した結果、警告を提供した場合わき見運転はもとより、その他のすべての危険運転行為が減少していることが分かりました。同時にこの検証で車両に乗車したドライバーのうち95%のドライバーに関して改善が見られたことも分かりました。これはリアルタイム警告だけで多くのドライバーが運転行動を改善できたことを示しており、管理者の手間を省きながら安全運転を促すことができることを意味しています

*100台の実証実験による結果。小口配送事業者様にて実施

また、ナウトのAIはあおり運転、わき見運転、喫煙、シートベルト未着用、携帯電話保持など、複数の検出を同時並行的に行うことができるAIソリューションを次々に開発し、実装しています。
日本の事業者様のお客様の要望をお伺いし、これに合わせて車載機の設計製造から、AIの開発までを一気通貫で行うナウトならではのスピーディーな機能追加により、2022年にも多くの機能をご案内していきたいと考えています。
安全なトランスポーテーションを実現する、というナウトのミッションを、今年もより一層、全社員一丸となり推進して参りますので、本年も変わらぬ御愛顧、また御指導を賜わりますよう、宜しくお願い申し上げます。